ひずみを可視化
Dipp-Strainは対象のひずみを解析するソフトウェアです。デジタル相関法(DIC)を用いて計算処理します。
計測対象物にランダムパターンを塗布し、デジタル画像相関法(DIC: Digital Image Correlation)をの原理で対象の変位とひずみを可視化できるシステムです。2Dはもちろん、3Dに対応しており、全て国内で開発した製品です。
元の長さに力が加わり、伸びたり縮んだりした割合のことを「ひずみ」と呼びます。ひずみには単位がありませんが、ε(イプシロン)やst(ストレイン)、%(パーセント)を単位の代わりに使用することがあります。
DIC:Digital Image Correlationと通称呼ばれております。
試験片表面にスプレーなどで塗布したランダムパターンと呼ばれる模様の変化を画像解析することで、表面ひずみ分布の時間的変化を解析する手法です。 1時刻目で設定したサブセットを、2時刻目で隣接した画素を探査し、相関係数の高い箇所を変位後のサブセットとして設定します。この作業を繰り返し座標を出力していきます。
ランダムパターンイメージ
◆自動車部品
・回転中のプロペラの変形・回転中のタイヤのひずみ・エキマニのひずみ・サスペンションのひずみ
・ドア開閉時の車体表面のひずみ
◆材料部品
・金属・樹脂・木材・コンクリート・ガラス・ゴムなどの引張圧縮時のひずみ・風洞内での金属板の揺れ(ひずみ)・電子部品(基板)熱膨張時のひずみ・電池フィルムのレーザー刻印時のひずみ
材料の変形をひずみで表現
材料(コンクリートや鋼材、ゴムなど)のせん断・引っ張り・圧縮試験を画像より解析できるソフトウェアです。ご用意いただくのは、静的試験であればCCDや一眼レフ、動的であればハイスピードカメラを使用し撮影を行います。撮影した動画像より、デジタル相関法を用いてひずみを計算します。
2D/3D両方に対応しており、ひずみゲージ貼れない、貼りたくないなど非接触で計測実現。
【導入事例】
・コンクリートの圧縮試験・鋼材のせん断前ひずみ・ゴムの亀裂試験・木材の破壊試験
ボデーや足回りなどのひずみ計測
自動車部品でも多く実績がございます。タイヤの素材、ドア、窓、その他の小さい部品などの耐久性能を検証する際に弊社ひずみソフトをご使用いただいております。
ひずみゲージが手間、そもそも貼れないなどの計測でも非接触で全体挙動を可視化します。
【導入事例】
・足回り部品のひずみ計測、ボデーのひずみ、電池のひずみ計測
自動車業界
DIC自体は、海外製品が多く、価格高価な印象でした。Dipp-Starinは国内で開発されており、まだまだ若い製品ではありますが、サポート含め大変有難いです。また海外製に比べると半額以下で導入できる点もメーカー努力を感じました。ソフト単体での販売も可能だそうですが、カメラの選定からお手伝いいただき、設備検証に役立っております。
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