３次元測定器 
-３次元測定器システムの概要-

一般的な三次元測定器は、対象の形状を立体的にとらえて色々な計測を行えるシステムです。対象物に接触子（プローブ）を当て、xyzの三次元座標を取得します。その座標を元に、距離•高さ•幅•円中心•面•面などの寸法や位置情報、輪郭形状などを計測することができます。仕上がった部品/部材を計測し、CADとの比較計測やリバースエンジニアリングなどにも多く使用されています。

モーションキャプチャーカメラを複数台設置し、ワイヤレスプローブのターゲットマーカーの位置からプローブ先端の座標を計測できる３次元測定器です。カメラレイアウトが自由で、広範囲でも一度に計測できます。又、同ソフトで座標から瞬時に、距離や幅、円などの寸法計測が行えます。

基本はステージ上の対象物に接触子を当て、縦、横、高さから三次元の座標を取得し、対象物の寸法・位置関係・輪郭形状などを高精度に測定できる据え置き型の測定機です。高精度で計測できますが、装置の移動は不可です。

測定者が任意の場所に自由にアームを動かすことができる３次元測定器です。有接触プローブ・非接触レーザーを使いわけることで、高精度に色々な対象が測定できます。

レーザートラッカーは測定対象物に接触させたターゲット（リフレクター）にレーザー光を照射し、ターゲットから反射されたレーザー光がその光路をたどり、トラッカーの発光位置に戻ることでターゲットであるリフレクターの三次元位置を計測できる３次元測定器です。レーザーの為、100mでも計測可能。

対象をスキャニングしてデジタルデータとして取り込むことができるシステムです。レーザースキャンを用いており一度に広範囲の点群データを大量に取得することができるシステムです。